南インドアシュラム(ヨーガ修道寄宿舎)より帰国して2ヶ月

約1ヶ月間のシヴァナンダヨーガATTC(上級指導者養成コース)を修了し、南インドから3月中旬に帰国。
早いもので約2ヶ月が経とうとしています。

帰国後、あまりにも様々な現実が待ち構えていて、まるでアシュラムで学んだ事を日常で試しなさい!と言われているような日々です。

アシュラム生活の事を忘れないうちに残しておきたい。
その思いはあったものの中々落ち着いて書ける時間もなく、ようやく今になってしまいました。


アシュラムでの生活は、ヨーガの事をとことん学ぶのは勿論のこと、自身の浄化、自分を見つめ直す時間、様々な国の人と寝食を共にし適応力を養う。


これらを全て同時に、実体験としてできた事は自分にとっての
《大きな財産》そんな風に思います。

今回、世界各国から集まり一緒に学んだ生徒は91名。内日本人は15名。

一番多かったのは、インド人🇮🇳
幼児を置いてきたママ数名、新婚さん数名と封建的だったインドも随分、
変わってきたなという印象。
夫婦で参加の外国人も2組。

皆が皆、ヨーガの先生という訳でもなく、ドクター、ダンサー、看護師、他様々な職種の人が集まっていました。

その生活はこんな感じです。

〜カリキュラム〜
★4:30am    起床

ユニフォームを着て寝る、ノーメイクでできるだけ身じたくに時間かけない事は、なんてシンプルで楽。


★5:00〜6:00   7〜8種の上級呼吸法
 
ここから全てのカリキュラムに出席がとられます。
「アテンド〜〜!!」と出席係が叫んでくれますが、うっかり忘れると点数を落とすので、担当の先生に所定の用紙を提出したり、お詫びしたりと後々面倒な事に。
一度、うっかりしていて、後始末が、超面倒でした。

最後の数日は、師匠が時間が足りない!という事で呼吸法の時間が、4:30〜1時間半に。
なので4:00起きとなりました。
でも、私はこの時間と瞑想が一番至福でした^_^    
ちょいと、ストイック🧘‍♂️

このプラナーヤマ(呼吸法)の実践で何が変わったかというと、一番は、更にエネルギッシュになったという事。

睡眠時間4〜5時間とれば充分になってしまいました。
エネルギー効率重視で動いてます。
 
★6:00〜7:30 サットサンガ

瞑想約30分、神に捧げるキルタン詠唱、師匠の講話又は、日によっては静かに瞑想しながら近くの湖まで散歩するサイレントウォーク。
日の出の瞑想は、かなり深いところまでいける快感さ。
自然と一体化する感覚を覚えます。

キルタンは、時々あくびしながら、あと何曲やろか?と良く無いけど少々退屈モードの日もあり。

★7:30〜   ティータイム
朝のチャイは、格別。
前日の夜6:00〜絶食なだけに
なおさら美味しい。

★7:45 〜8:45      アーサナクラス

かなりの朝活なので意外とカラダが軽やかに動く。
アーサナの時の服装チェックも中々厳しく、ショートパンツ、タンクトップ、レギンス禁止。肌を露出したり、フィットし過ぎるウェアはご法度なのです。
着替えて来なさい!と注意を受ける外国人もいて、これぞ伝統的ヨーガ!という事をしみじみ感じました。

★9:00〜10:00      
解剖学、生理学の講義

元西洋医学のドクターで、私のスピリチュアルネーム  kamalaの名付け親、ナタラジ先生の授業。

専門的でついてくのが必死😓
生徒の中にアーユルヴェーダの女医さんがいて、ヨーガと絡めて後半の講義をして下さる事に。さすがでした。

★10:00〜    菜食ブランチ

やっと一食目の食事。あとは6:00までおあずけ。と思うと、ついつい食べすぎてしまいそうになるのをグッとこらえて。
一日2食、肉、魚、卵、ニンニク、玉ねぎ、チリ、きのこ類、コーヒー無し、塩控えめのとてもシンプルなカレー食。中々私は好きでした。

甘辛ハッキリ味付けのインド人は、耐えられない感じの人が多かったですが。
インドですから、もちろんお箸もカトラリーもなく、右手で食べます。
ヨーグルト、さすがに、手ですくうのは難しかった。

★11:00〜
カルマヨガ(施設内の奉仕活動を割り当てられます)

私は、ブランチの支給と食堂の片付け係だったので実際は、10:00〜11:15位までやっていました。
他には、掃除、授業の出席とり、宿題集め、ホールのござ敷、おやつの支給などの奉仕活動係があります。

カルマヨガ割り当て発表の時、私は南インド料理のことを少しでも学びたかったので「どうかブランチの支給係が当たりますように。。。」
と念じていたら見事、当たって本望でした。
一番、大変な仕事じゃん!と周りには言われましたが、私自身は、厨房も見れてテンション上がってました。

★12:00〜13:00
ラジャ・ヨーガ又はサンスクリット語の講義


外国の先生の講義って、ほんとテンポが早く、早口で、いくら通訳の先生がいらしても教科書のページを探している間に次々、進んでいて、かなりお手上げでした。
この授業を同時通訳される先生ってどんな頭脳なん?無茶苦茶、あっぱれだと思って聞いてました。

ラージャ・ヨーガとは、一言でいうならば《心をコントロールするヨーガ》
をヨーガ・スートラという経典を使って学びます。
「ヨーガ・スートラを知らないとヨーガの先生とは言えない!」
インドの先生は、中々厳しい、しかし全うな事をおっしゃる。
アーサナばかりやっていてはいけない!
ヨーガの本当の意味を理解しなさいと。

サンスクリット語は、読み書きをする学習をしましたが、これがまた私にとって難関。文字がまるで芸術作品にしか見えなかったという。
ちょっと、この授業苦手分野でした。

覚え方の歌まで作って下さったスリナバス先生は、大好きでしたが。

★13:30  〜   ティータイム
ハーブティーかチャイとフルーツなどのおやつを頂きます。時々、授業の質問などが長引いて取りに行くのが遅かったら、フルーツ品切れで、テンション落ち気味。
執着してましたね。今思うと。 

★14:00  〜15:30   メイン講義
(ヴェーダンタ、バクティ・ヨーガ、カルマ・ヨーガ)

これも古典書を深く学びます。
とても深く、難しかったですがヨーガは、人生をどう送るかの指針を学んでいるんだという事を実感しました。

このメイン講義から毎日宿題が出され、その内容について1〜3点の評価がついて、バックされます。

一生懸命書いても3点もらえなくて、虚しい時もありましたが、3点が続くと楽しくなって、まるで小学生のような自分がいました^_^

★16:00〜18:00  上級アーサナクラス

ポーズの複雑さよりも各ポーズのホールドの長さ、より呼吸に集中する事が問われるクラス。
繰り返し、繰り返し、いつまでも終わらない太陽礼拝。25〜30セットは必須でした。
目を閉じて無心でやりました。

アーサナについては、先生、アナウンス忘れてる?と思うくらいのキープの長さ。
前屈しながら寝てしまった時もありました^_^

★18:00 〜       菜食ディナー

本日の食事はこれで終わり。
でもお昼より、かなり控えめのメニュー。
夕食が終わると、20:00まで自由時間。
といっても、手洗い洗濯、シャワー、宿題でゆっくりする時間などありませんが。

★20:00〜21:00   サットサンガ

週に一回、タレントショーで
自己ピーアール。
私たち日本人グループは、インド人のダンススクールの先生にインドのダンスを教えて貰って披露しました。
これがまた、外国の人たちに好評で
みんな、もてもてでした❤️

★10:30   消灯

毎日がハードで、寝るのに3分とかかりません。
蚊がいるので蚊帳を支給されていましたが私は一度も使用せず。蚊の事も気にならないほどの爆睡ぶりでした。

毎週、金曜日が休日でカンニャクマリというインド最南端の海に行き、ヨーガの教祖、ヴィヴェーカナンダ氏が悟りを開いた場所で瞑想しました。
もう感無量。涙が止まらない。空気感が違いました。
ヨガ療法の師匠、木村慧心先生がリスペクトされているヴィヴェーカナンダ氏と瞑想部屋で繋がる事ができ、
物凄い縁とエネルギーを感じる事ができました。

また、ある日は近くのチャイ屋さんでボーっとしたりと有意義に過ごしました。 

そしていよいよ最終試験。
全て筆記の160問。
あんなに勉強したのに。。。
すっかり飛んでしまう。
まだまだ教えが染み込んでいない証。

まあ、なんとか合格。
ヨガマスターの称号を頂きました^_^

そして、私が訪れた2018年2月は
スワミビシュヌデヴァナンダの最期のまな弟子の75歳の誕生日祝いの為に、世界中のアシュラムからスワミ(お偉い先生方、出家者)が大集結。滅多にないこと。

シヴァラトリーというとても大きな儀式が行われたり、25年に一度の大きな祭典があったりとドローンまで飛ばしての盛大な状況でした。

アシュラムは寺院や瞑想ルーム、アーユルヴェーダクリニックもあり、神々がたくさんいて、とても神聖な場所でしたので居るだけで、スッと学びが深められます。
大切なのは、ここを出た時。
本当の修行は終わってからです。

洞窟にこもる訳でもなく修行というのはおこがましいですが、アシュラムでの貴重な日常をできる限り維持したい思いがあり、早朝の祈り、瞑想、アーサナ、カルマヨガは今も尚実践中です。

学んだアシュラムでの教えをしっかり、身に染み込ませていき、
今度は、生徒さんと一緒にこの聖地を訪れたいと思っています。

Yoga room Kamala

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